名前をつけてやる
初期スピッツの名盤として人気の高いアルバム。
ファーストよりもポップでキレのあるサウンドに仕上がっていて、草野マサムネ氏の声がよく映える。
この頃の草野氏の詩は、メルヘンチックなんだけどシニカルでどこか暗い、グリム童話っぽいイメージがある。意表をつく奇抜な歌詞は、聴く側の妄想を掻き立ててやまない。
「鈴虫を飼う」なんかは、すごく青春の匂いがする。
田舎から上京してきて友達もあまりいなくて狭い部屋で時間を潰してたあの頃の埃っぽい匂い。このアルバムを聴くとそんなことを思い出してちょっとセンチメンタルになってしまう。
「魔女旅に出る」で〆る終わり方も切なカワイくて良い。
現在販売されている1st「スピッツ」から8th「フェイクファー」までのアルバムは、2002/10/16に再リリースされたリマスタリング版である。
LAの名エンジニアの手によってリマスタリングされたそうで、格段に音質が良くなっている。しかも価格が¥2,500とお買い得。豪華執筆陣による書下ろしライナー・ノーツも封入。
オリジナル版は、オークションなどではまだ入手可能だが、「初回版がいい!」などのコダワリのある以外は、こっちを買った方が良いと思います。
01 ウサギのバイク
脈拍のおかしなリズム
02 日曜日
きのうの夢で 手に入れた魔法で 蜂になろうよ
03 名前をつけてやる
ふくらんだシャツのボタンを ひきちぎるスキなど探しながら
04 鈴虫を飼う
一人きりゆめうつつの部屋
05 ミーコとギター
手垢まみれのギターと今日も
06 プール
君に会えた 夏蜘蛛になった
07 胸に咲いた黄色い花
このまま僕のそばにいてずっと もう消えないでね
08 待ちあわせ
そして君は来ない 百万年前に約束した場所へ
09 あわ
優しい人やっぱりやだな
10 恋のうた
きのうよりも あしたよりも 今の君が恋しいから
11 魔女旅に出る
いつでもここにいるからね
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